相毎モコ

400字で書くことを心がけ

憧憬のマダガスカル

マダガスカルに行きたい。
マダガスカルには、気候区分が5つある。
日本のそれは3つといわれていて、北海道と一部山岳地帯の冷帯湿潤気候、列島のほぼすべてを占める温帯湿潤気候、沖縄の一部諸島の熱帯雨林気候。
これだけ、というかほぼ温帯湿潤気候しかないのに「日本には四季がある」という。
日本にいるだけで様々な季節、風流が楽しめる、ありがたや。と国粋主義者は言うかもしれないが、ところがどっこい、マダガスカルには5つの気候区分があるのだ。
熱帯雨林気候
サバナ気候
温帯夏雨気候
ステップ気候
砂漠気候
同じ気候の中での四季よりも、どでかい地球を感じる。熱帯雨林のとなりに砂漠がある。日本とそこまで大きさの変わらない島国を移動するだけで四季以上の変化に遭遇する。いいじゃないですか。素敵じゃないですか。
これで氷河でもあれば完璧なのだが。

バオバブ
ちなみにバオバブと文字を打とうとすると、「場叔母分」なる候補がでてくる。
場叔母分。
叔母の分の場所。この四文字からは、上京のために居候に来た甥とあまりうまくいっておらず自分の家なのに居場所をなくしたようなムードになっている妻の肩をもつ夫の気持ち、が感じられてならない。