相毎モコ

400字で書くことを心がけ

肉体の境界を抜けだせれば

突然ですが!
鏡や水面に映るものを鏡像といって、それを見て自分の姿を自分のものとして認める機能のことを、自己鏡映像認識能力というんだってよ!いきなりですが!!

この自己鏡映像認識能力がもし人間に備わっていなかったとしたら、きっと美醜の基準が生まれることはなく、他人と比較して一喜一憂することもなく、美容業界も存在することなく、平和な世界だったかもしれない。

っていうか、自分の姿を生のまま見ることができない我らは、この能力を持たない限り他の人間を同じ「ヒト」という生物としてみることもできず、寄り添うこともなく、敵として対立し殺し合っていたかもしれない。それは危ない世界だったかもしれない。

どちらにせよ、対立することがなくならない世界。
それでいて繋がろうとする人人。
混・乱!