全日本お盆普及委員会として

近頃、ハロウィーンなるイベントが巷を賑わせるようになっているが、これはもしかしたら本場の人からしたらおもろい現象なのではなかろうか。
ということを今日は仕事中に考えていた。

ハロウィンの起源がなになのか、自分は無知なので知らない。調べてみたが、横文字の歴史ばかりで正直よく分からん。要するに、死者を祭る行事ってことだろう。日本の盆にあたるのではないか。

とすると立場を替えてみれば、以下のような事態になると思われる。
・ヨーロピアンな御仁らが「OBON！beautiful！」とか言って茄子や胡瓜の牛馬を工作してENGAWAでスイカの種を飛ばす。
・「haha, MOKUGYO！sweet!!」と鷹揚に笑い転げながら木魚を叩きチーンと鳴る鈴をチンチンする。
・位牌を手に手に、「あいらぶOBON」とプリントされたTシャツを着ながら、ブロードウェイやシャンゼリゼ通りを練り歩く。
・蚊取り線香をお香だと勘違いし、訴訟を起こす人が3人くらい出る。
・エトセトラ。

行事を誤解・勝手に解釈しながらも楽しんでいる姿は、現地の人からすればアホじみて映り、面白いに違いない。

突飛な話かもしれないが、ハロウィンがここまで日本に浸透してしまうと誰が予測しただろうか。
世界は常に予測不能に満ち溢れている。
お盆が欧米諸国に浸透したらなんとなく面白そうなので、ぜひ全日本お盆普及委員会を立ち上げ、鋭意努力したいところである。自分まだ若いことだし。
どうですか、一緒に活動しませんか？

という話を国交省の知り合いに話したところ、「そんなこと言ってる場合でしょうか、あなたは。住民税とかちゃんと払ってるんですか」と返され、住民税をちゃんと払ってなかったので複雑な気持ちになった木曜日。