過日、NHKで記者をやっている友人から「自分が取材した番組が放送されるから視聴するように、もしテレビジョンを所持していないならビックカメラで購入してくるように」との通達があったので、仰せの通りにビックカメラでテレビジョンをそういってきた。日本円にして3万円くらいのテレビジョン。
そんで友人の取材したという番組を視聴した。日本の労働力問題は深刻を極めており、こうなったら年寄りや外国の人も動員するしかないで、ほんま。そんな感じのシリアスな内容で、大変だよニッポン、と他人事のように思った。
以来、テレビジョンのスイッチを入れていない。というと嘘になるが、2回くらいしか見ていない。土曜昼にやっていたモスラと、早朝にやっていたアメリカのテレビショッピング。
なぜテレビジョンを買っておいてテレビジョンを見ないかといえば、猫がリモコンを転がして何処かにやってしまうので仕方ない、リモコン電波がテレビジョン本体でうまく受信されずになかなか点かず視聴意欲が減退する、など仕方ない背景があるのだが、基本的にテレビジョンを見たいな、テレビジョンでも点けたいな、と思うことがないからだと思ふ。
なので、今現在惑星全体で盛り上がっているらしいサッカー世界杯なども見ないためその辺の事情がよく分からず、大迫という御仁が半端ないらしいが、どのくらい半端ないのか、全くもって無明であることしきりで、無明であるのはいいけれども会社の人に非国民と呼ばれたりするから、困ると言えば困る。
己の半端なさを知らぬいち日本国民を、他人をして非国民と呼ばせてしまうのだから、大迫は確かに半端ないのかもしれない。
