相毎モコ

400字で書くことを心がけ

宮本は太陽と月が好きだとおもふ

正義、というものを考えてみると、それはまるっきりの善でないことを思う、最近。
ある人に譲れないもの、義があって、それをその人は正しいと思う。ここに、ある正義が存在する。
また別のある人にも譲れないもの、義があって、それをこの人は正しいと思う。ここに別の正義がある。
人間ひとり居れば一正義があり、十人居れば十正義、百人居れば百正義が同時に存在する。
つまり正義は対立する宿命を元来持っていて、陰陽そのものであり、善であり同時に悪として現れる。

とすると、正義なんてものは野蛮なものであり、尖鋭なものであり、傷つけるものである。
そして矛盾することなく、平和を願うものであり、丸みを帯びるものであり、守るものでもある。

正義とは、自分以外の他の誰からも共感を得られる確信がない中で、それでも正しいと主張する在り方なのだと思う、最近。大抵。


ということを会社の人に話したいができない、うるるる。